Babble(Babel)

Technique: Hotwork / kilnwork / polish

制作年 2016

babelや玻璃風船の原型となった作品

泡の形の内側に空気が閉じ込められている。

Babel

Technique: Hotwork / kilnwork / polish

制作年 2017

この作品のテーマは、自然です。

自然には、人間も含めた因果的必然の世界という考え方と、<人工>と言う言葉の対義語として、手を加えない、物のありのままの状態・成行きという意味があります。

 

私はガラスと言う素材に触れながら、ガラスを操作したときに出来る、人の手で制御しきれないような不思議な形に対して興味があり、その興味は自然を見て感じることに類似していると思います。

 

実際溶けたガラスを扱う吹きガラス(ホットワーク)という技法は、重力や熱との戦いでどれだけ手際よくガラスの動きをコントロールし、自分の作りたい形に寄せられるかが鍵になります。この作品は複数のパーツをあらかじめ作っておき、最後に合体させるインカルモの技法を応用して作っています。

さらにこの作品は、吹きガラスで出来た形の内側に粒のガラスをつめ、再度電気炉で焼成することで、一度完成された形の中にふたたびガラスを流し込んで製作しています。

 

自然をモチーフとしながらも、実際に直面する課題は自然に真っ向から反発するようなことばかりで、あたかもバベルの塔をたてているような気持ちですが、その先に私なりのガラスという素材に対する到達点があると私は考えています。

<

© 2017 Copyright Hamagon - Created by Takashi Hamada