体験教室とすこし焼成のお話
2021/04/26
先日千葉陶芸工房でガラス体験教室を開催しました。
ガラス教室ではアクセサリーとお皿、ピアス、イヤリング、箸置きなどさまざまな作品を制作することができます。
それぞれ違う種類の作品となるため
完成後アトリエのガラス炉では種類別に最高温度を調節して仕上げをします。
アクセサリーなどは、どろどろに溶かして融合させたり
箸置きは溶かしすぎないようにコントロールして、アーチ形のくぼみを残したり、
お皿は二度焼きで作ります。
一度目は、平らな透明のガラス板の上に色の粉てデザインした模様を溶かし合わせて、
二度目の焼成はその板を陶器のお皿の上にそっと置いて、かなり温度を低めにして焼成することで、表面の溶け具合を変えずに形だけそっと変形させたりしています。
この様にガラスは窯の温度のコントロールでひと手間加えるだけで
微妙な表現の違いだったり、
仕上がりのワンポイントのアクセントをつけられるところも楽しみの一つだったりします。
ガラス体験教室は千葉陶芸工房にて、毎月第2,4日曜日に開講中なので
もしよろしければ工房のホームページもご覧ください。